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by tsukushi--juku
土筆塾主宰・土屋春雄のブログ

本当の味方、平和の担い手はどっちだ
         私たちの味方は、未来の担い手はどっちだ 

 安保法が強行成立されて一カ月。
 渋谷で大規模な集会があった。その名は「SEALs」(シールズ)。
 「ハチ公」を取り囲んで若者たちのたちの波、波、波。
 「政治はいつも私たちに生活に忍び込む。
それを許すのも許さないのも、私たち一人一人。
愛する日常を、生活を脅かされないために。」とある大学生。
「自分で考え、自分の意見を持つ、それを発信する。
しっかりと政治と向き合いたい」ある高校生がマイクを握る。
「いつもどこかで、誰かの不断の努力の積み重ねの上に私は立つ。
いつかそのバトンは回ってくる。私たちの番なのです。」ある女子大学生だ。
「大好きな日本が戦争する国になってほしくないから、
自分も何かしたい。」初めて中学生もマイクの前に立った。
 お母さんたちも、おばあちゃんたちも加わった。
 「野党の共闘」がコールされる中、
5党の国会議員が手を取り合い、高々とつきあげる。

政治を変えるのは僕らだ。国の主人公は私たちだ。
  
  若者たちが渋谷に集まったこの日、
  神奈川県沖、相模湾で大規模な自衛隊観艦式があった。
  艦船42隻、航空機39機を動員。
  米軍オスプレイ、最新哨戒機P8Aポセイドンが初参加。
  原子力空母ロナルド・レーガンも姿を見せる。
  最高指揮官安倍首相が、
  自衛隊員を前にとうとうと訓示する。
  「諸君にはいっそうの役割を担ってもらいたい」
  訓示後、「原子力空母・レーガン」に乗船した。
  日米共同行動の見事な「構図」だ。
  軍事的国際貢献、積極的平和主義。
  アメリカと共に地球のどこまでも。

  平和の守り手はどっちだ。
  だが、彼らに未来はない。
by tsukushi--juku | 2015-10-19 14:47