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by tsukushi--juku
土筆塾主宰・土屋春雄のブログ

戦争法案大詰め
  安全保障関連法案=戦争法案 大詰め

 マスコミはあまり報道しないが、連日国会周辺は緊迫した状況にある。座り込み行動も始まった。昼座り込み、夜大規模な集会。11日金曜日は一万人が「安倍やめろ」「戦争法案絶対反対」とコール。「シールズ」の若者たち、学生たち、学者の会の学者たち、さまざまな層の方たちがスピーチしたという。国会周辺だけではない。全国各地でもその勢いは強まるばかりだ。例えば「安保関連法案に反対するママの会」は、北海道から沖縄まで38都道府県50の会が、さまざまな活動を展開しているという。地方からも、村長が、自治会長が、消防団長が、僧侶が、都市部はもとより村や町に至るまでその広がりはかつてなかったことだ。「戦争法案廃案」の戦いはまさに大詰めだ。

 土筆通信1336号(7月2日)で、私が教師時代、神戸で高校生交流会にかかわっていたころ、三菱重工の養成工、当時定時制高校生だったというK君からの突然の手紙と、その後のメールのやり取りを紹介したが、そのK君からメールと「いなみ平和だより」の記事が送られてきた。安保法案=戦争法案に反対する地方の戦いの一つとして紹介しておきたい。

憲法違反の「戦争法案」は許さない!

 12万人の国会を包囲するデモに対して『誤解だ』と官房長官は開き直りましたが、憲法学者の9割以上が違憲だとするだけでなく、元最高裁長官が違憲だと表明する事態を見れば「安保関連法案」=戦争法案の「違憲か、合憲か」の論議は決着がつきました。廃案しかありません。強行採決が取りざたされていますが「戦争法案反対!」の声をさらに大きくしていきましょう。

  藤田きみゑさんの気迫の訴えー加古川総がかり行動―

 9月5日(土)2回目の加古川総がかり行動では呼びかけ人にもなられた藤田きみゑさんが、自身の従軍看護婦の体験を踏まえて次のように訴えました。
「…戦争で手や足をなくした兵隊の姿を見て、買っても負けても、戦争は人間を悲惨な状況に追い込む。東シナ海の上空を飛んだ時は船を撃沈されて亡くなった方を思い出しました。若い兵士が「戦争はダメだ」と言っている夢を見ることもあります。憲法改悪は許しません。戦争法案はぜったいに反対です」
 95歳の高齢にもかかわらず、凛とした訴えには、参加者も静かに聞き入り、終わると大きな拍手に包まれました。こんな内容だ。写真も添付されていたが省略する。「シールズ関西」の学生、初参加というママさんもスピーチしたようだ。
 さらに広がれ!戦争法案廃案!
 
by tsukushi--juku | 2015-09-14 22:32