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by tsukushi--juku
土筆塾主宰・土屋春雄のブログ

Y君が国会デモに行った

         Y君が「国会デモ」に行った

 国会周辺では連日、「安保法案 廃案」「安倍政権許さず」の集会、デモ、パレードが繰り拡げられている。自民・公明による衆議院強行採決、参議院へ法案が送られると、さらに抗議と廃案要求の輪は大きく広がり、万を超える人たちが国会を包囲している。
 土筆塾の2年生、Y君がおじいちゃんと国会行動に参加した。それも2回もだ。もちろんおじいちゃんに連れられて行ったのだが「大勢の人だったよ」言う。おじいちゃんは孫たちを戦争の危険にさらしたくない、その思いが強いのだ。孫たちの未来を考えると、いてもたってもいられない。国会デモに行く前は埼玉県大宮で開かれた集会、デモにもY君と出かけて行った。「どうなるのかねぇ、なんとかしなくちゃ」。おじいちゃんは塾をのぞくとそう話しかけてくれる。おばあちゃんは2枚の署名用紙にビッシリの署名を届けてくれた。「もっと署名用紙ありませんか」と言う。おばあちゃんはクリスチャンだ。「教会の方でも反対が広がっています」という。
 塾生のお母さんの中には、たくさんのチラシをご近所に配ってくれた方もいる。数日前、元塾生のお母さんが、「チラシを見ました。ダイソーの隣に事務所があるんですね。のぞいてみます。」と声をかけてくれた。
 私は卓球をしているが、いつも何枚かのチラシや、土筆通信を持って行く。「いやぁ、安倍はひどいよ。ダメだね」チラシや土筆通信を手渡したほとんどの人はそう言う。昨日、国会質疑の模様を録画し、夜、みた。安倍首相の土俵で、まるで「掛け合い漫才」のようなつまらない野党議員の質疑もあったが、おおむね政府答弁は、何の説得力もない同じことの繰り返し。
 憲法違反はもはや言い逃れできないところまで追いつめられている。国会論戦と合わせて国民の運動の高まり、その広がりこそが廃案に追い込む最大の力だ。黙っていることは必ずや後悔につながるだろう。

   Y君の作文

    せんそうはんたい
                      2年 Y・Y

 ぼくはおじいちゃんとこっかいにいった。こっかいにいったら5000人くらいいた。こっかいにいったら、大きいたてものがあった。ぼくは、これがこっかいかとおもった。
 ぼくは、これ、やばっ、とおもった。だれかが、せんそうはんたい、へいわをまもれ、といったら、みんながせんそうはんたい、せんそうはんたい、せんそうはんたい、せんそうはんたい、といっていた。
 にぎやかでした。
by tsukushi--juku | 2015-07-31 22:54