2012年 07月 11日
土筆通信
土筆通信1200号
土筆通信が1200号になった。2007年に1000号に到達して、9月に「土筆塾30年と土筆通信1000号」の小冊子を発行したが、それから5年が経過したわけだ。塾は34年目に入っている。12000号、結構書いたものだ。 先日時々土筆通信を読んでくれている卓球仲間に「この分野での通信発行部数ではギネスものだ」などと言われた。そんなことはあるまいとは思うが、それにしてもよく書いてきたものだと改めて思う。 1000号の時には、親、卒業生、そして全国に点在する読者の方から沢山のメッセージをいただいた。1200号に到達した今も、かつての塾生親、卒業生、途中で引っ越していったが塾生であった子どもたち、全国に点在する通信読者と通信を通じてつながっているが、卒業生、かつての塾生の中には母親になり父親になっている子どもたちも多い。 先日訪ねてきてくれたK君は27歳、結婚して子どもが生まれて、しばらく勤務の関係で清瀬を離れていたが戻ってきたからと訪ねて来てくれた。上智大学を卒業、NTT勤務だという。 土筆通信、読者層もずいぶん変わったが、人と人をつなげ、人と人の心の交流を支える役目を果たしてくれているように思う。時々出会うかつての卒業生親は、子どもが塾に通っていた当時から二十年以上もファイルに綴じているという。ありがたいことだと思う。塾がつづいている間は、土筆通信は発行し続けるつもりだから、あと何号まで書くことになるだろう。 近年は政治の流れが子どもたちの未来を暗くする方向に急ピッチだ。もちろん日本の将来にとって極めて好ましくない方向に流れている。そんなこともあって通信の記事も私の「政治的発信」が多くなっているが、残された人生、最後のご奉公ということになるかもしれない土筆通信の発行を、これからも続けたいと思う。
by tsukushi--juku
| 2012-07-11 21:40
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