土筆塾主宰・土屋春雄のブログ

横田基地にオスプレイ配備
           横田基地にオスプレイ配備

 5月10日付新聞報道で、東京横田基地にオスプレイを配備するという米政府の方針が、日本政府に伝えられたことが報道された。報道によると017年に3機、数年以内にさらに17機を配備し、10機程度を運用する方針だと言う。配備されるCV22オスプレイは特殊作戦機として使用されていて、山岳地帯など過酷な条件下で用いられることが多く、10万飛行時間当たりの事故率は、現在沖縄の米海兵隊普天間基地に配備されているMV22オスプレイよりもはるかに高いという。(12年の米国防省資料)10年4月にはアフガニスタンで墜落、4人が死亡しているという。そのほか訓練中の事故もあり、極めて危険な機種だ。こんなオスプレイが首都東京に配備され、人口密集地である首都圏の上空で運用されることになる。
 私は013年11月6日付で「米軍大和田通信所のアンテナが増強されている」という記事を書いた。その中で「米軍横田基地はC130輸送機の中継基地から、強襲部隊の出撃基地に、また首都圏での低空飛行訓練基地に、さらに航空自衛隊航空総隊司令部が移注し、米軍と自衛隊の一体化が進む基地に変わった。…その通信傍受基地が増強されることが、横田基地の一連の動きと無関係と言えるだろうか」と書いた。
 どうやらその心配が現実味を帯びてきたようだ。
 オスプレイの沖縄・辺野古新基地と一体で、首都圏の基地増強を狙う極めて危険な動きだ。中谷防衛相は「本州の方でも配備していくことに付いては、必要性に応じて調整していくべきではないか」と米政府の方針を容認する姿勢のようだ。
 安倍政権の「戦争立法」をめぐる危険な暴走は、現実の動きの中でどんどん進行している。清瀬や新座に住む私たちも無関係ではいられなくなってきた。
                                                       (5月10日・記)

 オスプレイの横田基地配備については、私がこの記事を書いた翌日から次々と報道が続いている。それらによると、017年に3機配備、20年に17機を配備、それに伴う特殊部隊要員を400人配置すると言う。外務省の担当者は、これらは「特殊作戦飛行隊の新設」であることを明らかにした。
 CV22オスプレイが首都圏上空を飛びまわるようになれば、市民の安全が脅かされるのはもとよりだが、特殊作戦部隊の配備は、まさにアメリカの「殴り込み部隊」の配備であり、戦争への危険性が一層高まる重大事態であることは間違いない。「日米同盟の抑止力、対処のほかアジア太平洋地域の安定にも資する」(防衛相)などというまやかしは通用しない。
 5月14日の「朝日川柳」に*安倍効果こんなに早くオスプレイ というのがあったが、安倍政権の対米従属姿勢は目に余る。
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# by tsukushi--juku | 2015-05-14 21:48 | Comments(0)
後悔したくないから
                   後悔したくないから

 81歳,後悔したくないから、必要な発信をしておきたい。4月27日アメリカと日本の外務・軍事担当相の会合で、新たな日米軍事協力の指針(ガイドライン)が決まった。28日には安倍首相、オバマ大統領の日米首脳会談が行われた。私は、今は政治分野で仕事はしていないから政治論文が書けるわけではない。だから感想程度ということになるが、一言書く。
 日米軍事協力の指針は、まとめて言えば自衛隊が、地球上のどこでも、そしていつでもあらゆる事態に、米軍を支援し戦争に参加できるようにするものだ。わが国の憲法は「最高法規」として「その条項に反する法律、命令、詔勅および国務野関するその他の行為の全部または一部は、その効力を有しない」(第98条)と定めている。その憲法は第9条で「日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する」と定め、第2項でこの目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない」と規定している。この憲法をないがしろにし、憲法の上に日米同盟を置く許し難い決定だ。今、安倍政権はこれらを含む「戦争立法」を5月中にも採決しようとしている。『私が憲法だ』と言わんばかりのこの暴走、黙っているわけにはいかない。日本が「殺し殺される」国に変身していくなら、それは間違いなく子どもたちの上に覆いかぶさってくるだろう。
 「日米軍事協力の指針」の全文を読む人は、専門家や、その分野にかかわっている人を除く一般市民の中では少ないだろう。また読んでも「わからない」ことが多いのだ。だが、今、日米同盟、日米協力の実態は急速に進展している。日米合同軍事訓練、軍備の調達、指揮系統の調整を含めて、などなどだ。
 中央政治だけではない。地方政治にまでその影が覆いかぶさっている。例えば29日、練馬で、東京大空襲で被災した海老名香葉子さん原作、有原誠治監督(清瀬市在住、土筆塾卒業生の親)のアニメーション映画『うしろの正面だあれ』の後援を、練馬教育委員会が断ったことが報道されたが、その理由が、「ねりま9条の会」が協力しているからということだったようだ。漫画「はだしのゲン』閲覧を制限した動き、9条を歌った俳句を市報に掲載することを差し止めた動きなどなど、さまざまな地方自治体の動きも露骨になってきている。こうした動きが強まれば、やがて憲法9条を口にする人間が何か特別扱いされかねない雰囲気が作り出されていくだろう。
 安倍政権のマスコミへの懐柔、干渉。教育への干渉も目立ち始めている。政権のこうした暴走は、当然のこととして国民生活の全分野にわたって生活を圧迫して来る。原発問題、福祉問題、農業問題、格差拡大の問題、それこそ挙げればきりがない。安倍首相に異を唱える政権党内の声も影が薄く、それどころか、政治献金や政党助成金など、金にどっぷりつかった政治の腐敗、堕落も目に余る。かつての「侵略戦争美化」の発信基地になっている靖国神社には、100名を超える閣僚を含む国会議員がぞろぞろと参拝し、あるいは安倍首相のように「ま榊」を奉納する.19名の閣僚のうち15名が、日本最大の右翼団体『日本会議』につらなる議員懇談会のメンバーというこの異常さ。
 安倍自公政権の暴走は留まる事がない。にもかかわらず、国政でも、地方政治でも自民党は絶対多数を占める。選挙の投票率は、選挙のたびに最低を記録する。一体これからどうなっていくのだ。
 後悔したくないから、子供たちに顔向けできない生き方はしたくないから、今は小さな力かもしれないが、やがて大きな力になることを信じて、ささやかな発信を続けたい。
 
 
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# by tsukushi--juku | 2015-05-04 18:04 | Comments(0)
地方選挙後半戦
                統一地方選挙後半戦始まる

 四月十九、八十一歳の誕生日を迎えた。
 そしてこの日は、統一地方選挙後半戦の告示日だ。八十一歳で迎え撃つ選挙になった。
 土筆通信1321号で触れたように、「自分史」も最終段階に入って表紙、装丁を決める段階に入った。私にとっての八十一歳は意義深いものになりそうだ。
 さて地方選挙後半戦だ。多くを書くつもりはない。私は土筆通信1316号『安倍政権の暴走あらわ』を書きその中で、「4月に行われる一斉地方選挙。今は地方選挙も国政に連なる戦いだ。安倍自民党政治の暴走を食い止める意思表示をしっかりとしていきたいものだ」と書いた。安倍自公政権を支えているのは地方政治であり、安倍自公政権の暴走を食い止める草の根の力も地方政治の中にある。「国政と地方政治は別だ」などという人もあるがとんでもない。地方政治を困難な状況に追い込んでいるのは国政そのもの。地方政治を国政の下請け機関にしてはならない。
 今回の地方選は間違いなく自公政権の暴走に痛打を浴びせ、暴走を許さない「草の根」の力となるだろう。
 先に行われた一斉地方選挙前半戦は、自公政権への一定の痛打となった。後半戦でさらなるパンチをお見舞いしたいものだ。それにしても地方選挙の投票率の低さが気になる。どんな理由をつけようと、長い歴史の中で勝ちとってきた権利を放棄することはあってはならないこと、私はそう思っている。
紙面の都合で多くは書けないが、最近目につくいくつかのことを項目だけでも書き留めておく。まず一つ。沖縄の知事と会談した安倍総理、一体どっちを向いて政治をしているのだ」と怒り心頭。その二つ。テレビ番組に対する露骨な介入。その三。土筆通信1290号に「安倍政権はこれから教科書を含めて教育分野での介入を一層強めるだろう」と書いたが、歴史教科書を中心に、介入が露骨になった来た。その四。安保法制の組み立て、「存立危機事態」「重要影響事態」「国際平和共同対処事態」と「事態」の乱立。どんなきれいな言葉を乱発しようと間違いなく「戦争立法」だ。判断は政権に委ねられる。歯止めなど、何の役にも立たない。自民党が多数を握っているのだから「……事態」の判断は安倍政権の側ある。食い止めるためには自公政権を追い詰めること。草の根の力だ。(土筆通信1322号の一部)
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# by tsukushi--juku | 2015-04-21 08:42 | Comments(0)
自分史
              自分史――心の自分史

 自分史をまとめあげた。300ページ程になる。木曜日、ゲラ刷りが届いて、やっと校正が終わった。表紙などはまだだから、もうしばらくかかるだろう。おそらく人生最後の本ということになるだろう。塾に関係することは『学び創り遊ぶ』(毎日新聞社)『心を育み心をつむぐ』(八重岳書房)『子を思う』(ふきのとう書房)『生きる力と優しさと』(毎日新聞社)の4冊と、自費出版の小冊子『普段着の子どもたち』など4冊と、電子書籍『子らの未来と日本の未来のために』(アマゾン)などで書いてきたから、今回は私の生きてきた足跡をたどって、まるごとの「生きざま」を書くことにした。出版されたら是非読んでみてほしい。
 目次を少しと、あとがきを書きとめておく。

命ある限り、この一筋の道を
―自分史に代えて

  目次
山間の集落―わたしの故郷         
故郷と子どもたち                    
子どもたちの生活と詩            
少年の日の思い出                    
わたしと読書                      
中学になって
文学との出会い                  
高校の頃の日記                     
生い立ちから大学まで                  
   政治に目を向ける                   
   大学へ行こう
日本共産党に入党                      
   入党記念日に
大学時代の日記から                
ニボシの想い出                     
友人の死    
機関誌『冬の芽』から 
   炭焼き小屋で
児童文学を学び始める
  朝鮮人の友人                      
  転がり込んできた友人
新しい出発・・・神戸へ- 教師になる        
最初の論争―「君が代」は歌うべきか?           
   卒業式に
   記憶よ、よみがえれ―ある体育女教師に
激動の時代―安保闘争―                 
子どもたちの上にも深刻な影響が

六月一五日
   声明文
  自由、平等、独立          
忙しいとは決して言うなー ぼくの一日 
わが愛のために                    

  退職、新しい仕事へ                  
新しい仕事―青年運動専従者として           
   待っていたのだ、君らの言葉を
   会議
   大企業の養成工たち  運河

愛する者のために素晴らしい明日のためにー結婚
  誓いの言葉
兵庫県議会議員選挙に立候補
神戸医療生協I診療所 事務長の頃
昼となく夜となく―I診療所の一日         
国会議員秘書として上京
  元・衆議院議員(長野3区)林百郎氏の死      
国会議員秘書の頃のエピソード             
   構造的汚職の背景   
   真の味方はだれか
悲しみをかみしめながら―親しかったジャーナリストの死 
土筆塾を開く

この後に
詩篇
家族篇
と続くが省略


あとがき

六四歳の土筆塾生、佐々木友子さんは、いずれ「自分史」を書くつもりで土筆塾に来るようになった。彼女は、精力的にエッセー風の文章を書きつづっているが、折に触れて、私に「自分史」を書くことを勧めてくれた。私は、いままで自分なりの歩みを四冊の本と四冊の小冊子、加えて二冊の「電子書籍」で書いてきた。土筆通信は続けるにしても、もう、冊子は発行しないつもりでいた。四冊の本は別として、小冊子は自費出版だったし、恐らく今回の本も自費出版ということになるだろうから、お金もない。
 しかし佐々木さんの熱心さにハッパをかけられて、とにかくまとめるだけはまとめてみようといつもりになった。そうは言っても「自分史」、つまり自分の歴史となると年代を調べたり、その時々の時代背景にかかわることなども書いたりしなければなるまい。正直そんな手間をかける自信はなし、余裕もない。何せ、八十年以上も生きてきたわけだから、かかわってきた仕事も人も多い。とても「自分史」などは書けそうもない。そんなわけで今回の『命ある限り、この一筋の道を』は「自分史」の代わりということにした。歴史というよりも心の歴史というべきものだ。『心の自分史』とした方がよいのかもしれない。
 間もなく八十一歳になる。だが、まだ塾は続けているし、趣味の卓球は週四回もやっていて、自転車で走り回っている。まだ元気だ。しかし歳は歳、いつ人生の幕を閉じることになるか分からない。この本はそんなつもりで、自分の足跡をたどったものである。
と言って、振り返ってばかりいるわけではない。安倍自民党の大暴走を食い止めるために、まだまだ元気で、発信は続けなければなるまい。 
ハッパかけてくれた佐々木さんに心から感謝したい。
                    一〇一五年、三月一八日








 
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# by tsukushi--juku | 2015-04-15 21:50 | Comments(0)
最近目に付いたこと
               最近目についたこと

 目につくことは沢山あるがとりあえず一つだけ。
 女優として名前が知られている三原じゅん子、自民党参議院議員。十六日の参議院予算委員会の質問で大変なことを言い出した。
 「日本が建国以来、大切にしてきた価値観、八紘一宇」「世界が一家族のように睦み合うこと」「グローバル経済の中で日本がふるまうべき根本原理」それが八紘一宇だと言うのだ。

ちょと待て、ちょと待て、三原さん
八紘一宇、承知の上での発言ですか?

昭和十五年、第二次近衛内閣が、基本国策要綱決定した中で「八紘を一宇とする」精神に基づいて「まず皇国を核として、日本、満州、支那の強固なる結合を根幹とする大東亜の新秩序を建設する」、つまり中国侵略から太平洋戦争に突き進む、戦争推進の国民的スローガンであったこと。

ちょと待て、ちょと待て、三原さん
承知の上なら、あなた 戦前回帰の確信犯
知らなかったと言うなら あなたの勉強不足、ああ恥ずかしい。

「侵略を正当化したいなど思っていない」なんて言いわけしているけれど
八紘一宇は、私など小学生から教え込まれた、侵略のキーワード。
もっとも三原議員、安倍総理の肝いり議員。他の、日本の最右翼「日本会議議員懇談会」に名を連ねる女性閣僚と同列でしょ。
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# by tsukushi--juku | 2015-03-22 09:01 | Comments(0)
ざれ歌2題
                  戯れ歌 1

ラッスンゴレライ、ラッスンゴレライ、ラッスンゴレライ
説明してよね 安倍総理。
貴方この頃ずいぶん傲慢。

ちょっと待て、ちょっと待て、お兄さん
説明してと申しましても、私は丁寧に説明しているじゃないですか。
これ以上、何をです?

ラッスンゴレライ、ラッスンゴレライ、ラッスンゴレライ
しらばっくれちゃいけない安倍総理
貴方の進める政治のすべて。


ちょと待てちょと待てお兄さん
私のやってる政治と言うけれど
そのすべては国民のため、国益のため、平和のためよ。

ラッスンゴレライ、ラッスンゴレライ、ラッスンゴレライ、
安倍総理、
それじゃ、いくつかお尋ねしますよ、いいですか
まず第一は、集団的自衛権という名の戦争協力法。
貴方どんどん広げていますね。
地域も広げて地球の裏側どこまでも
弾薬も提供します、戦闘機の給油もしますよ
自衛隊指揮所には、米軍人も常駐させて
共同作戦いたしますよと言いだした
戦争する国にまっしぐら
やれ国益だ、世界貢献だ、ときれい事並べたてているけれど。

ラッスンゴレライ、ラッスンゴレライ、ラッスンゴレライ、
安倍総理
お尋ねしたい、その二つ
沖縄基地のことですよ
去る選挙、沖縄県。知事も衆議院議員も、オール沖縄圧勝し
辺野古基地建設反対と意思示す
ところがどうだ 安倍総理
沖縄の声全く無視して
知事とも会おうとしないじゃないですか
普天間の危険除去といいながら、辺野古に危険移すだけ
いや、それどころじゃありません
辺野古の基地は強化され、アメリカの「殴り込み部隊」の前進基地に拡大強化。
自然環境破壊して
どう説明しますか 安倍総理。

説明しろと申しましてもお兄さん、日米関係
秘密、秘密これ以上、説明なんかできませ~ん
そのために作ったじゃありませんか『特定秘密保護法』を
お分かりかな、お兄さん。

ラッスンゴレライ、ラッスンゴレライ、ラッスンゴレライ
それが貴方の傲慢と言われる、ゆえんですよ 安倍総理
それでは何でもありじゃないですか。

そんなこといいますけれど、お兄さん、
私たち自民党は選挙で選ばれ多数党。お仲間の公明党入れて政権与党
文句あるなら選挙で勝ってみなさいよ。

ラッスンゴレライ、ラッスンゴレライ、ラッスンゴレライ、安倍総理
憲法違反状態と最高裁さえ批判した小選挙区制のおかげでしょ。
48%の得票率で、76%以上議席をせしめる悪法よ。
48%もの「死票」にも助けられての多数党、こんなインチキ許せません。

これ以上説明しても分かってもらえないね、お兄さん。
くやしかったら間もなくあるよ、地方選。勝ってみなさいよ
お手並み拝見。

ラッスンゴレライ、ラッスンゴレライ、ラッスンゴレライ、安倍総理
見ててごらんよ、地方選
自民党の顔面に痛烈パンチお見舞いしますよ、貴方の暴走止めるため。


           戯れ歌 2

それ、それ、それ、それ、またも出てきたOO党の得意技
腰砕けと妥協。
集団的自衛権行使容認の閣議決定したその日から
地球のどこでも、そして、いつでも
米軍と車の両輪、参戦すること
そんなことわかっていたんだ

「ブレーキになる」とか「歯止めをかける」とか
三要件、叫び続けてきたものの
同じバケツの中で、濁った水かきまわし
何のことはない言葉の遊び
要は政府が「我が国の存立脅かす事態」と判断すれば
こんな歯止めは現実離れの紙っ切れ

さて、さて、さて、さて、腰砕けと妥協のこの得意技
国民の皆さんだけでなく
貴党の党員と、支持母体、OOO会員の皆さんにちゃんと説明できますか?
それともこれも得意技
謀略ビラに、白を黒との紙鉄砲。憲法では政治と宗教切り離せ
憲法違反と批判されても、そんなことどこ吹く風さ。

「切れ目なく」米軍支援の戦争に道を開いたこの妥協。
そろそろ見抜いて、「おかしいぞ」と声上げる
OO党員、OOO会員はいないのか
安倍の暴走許していたら「平和の党」も「福祉の党」も
涙流して泣くだろう
それともやっぱり、すがりついていきますか?
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# by tsukushi--juku | 2015-03-22 08:45 | Comments(0)
うれしい報告

            おめでとう!Hちゃん

 うれしい報告が入った。大学入試に臨んでいたHちゃんからだ。

 土屋先生、お久ぶりです。お元気ですか?やっと進路が決まったのでご報告です。この春から津田塾大学英文科で学ぶことになりました。…行きたいと思っていた大学に合格できたこと、この一年自主的に勉強できたこと、自分に自信と誇りを持つことができました。
充実した4年間を過ごせればいいなと思っています。…
 
 葉書にはそうあった。おめでとう、おめでとう、おめでとう。
 Hちゃんは、小学4年生からの土筆塾生。6年間通った卒業生だ。兄も塾生だった。土筆塾の遠足によく一緒に行っていた。私と手をつないで歩いたものだ。
 中学3年の時にHちゃんが書いた作文だ。

    もし私がお金持ちだったら
                           中3 O・H

 もし、私がお金持ちだったらいったい何をするだろうか?
 世界にはいろいろな人がいる。そしてその中には、今日食べる分のご飯が無い人も多くいる。着る服が無い人がいる。安心して住める場所が無い人がいる。人間が生きていく上で大切な衣、食、住。それがすべての人間に与えられていない今。もし、私に有り余るお金や財産があるならば、私はその人たちを独り残らず救いたい。
 よくテレビ番組で戦争や紛争のことが取り上げられている。その映像を見るたびに、私は目をつぶりたくなる。こんなことが今本当に起きているのか、そう思ってしまう。子どもなのに、やせ細り下腹部が膨らんでいる姿。地雷によってからだの一部が無くなってしまった人々。きっと「戦争なんて嫌だ」と思っているだろう。だがそれを言うことができない。
 昔の日本もそうだった。そして、そんな国がまだあると言うこと。世界には「戦争は正しいこと」「仕方が無いこと」、そう思っている人がいると言うこと。なんて悲しい現実なのだろうか。
 人を救うためにはお金が必要だ。食料や、衣服を買ったりするからだ。だが、私は平凡な中学生。働いて稼いでいるわけでもない。誰かを助けられるほどのお金も、もちろん無い。しかしこの広い世界には、何千万もする自家用車を持ち、何十万平方メートルと言う豪邸に住み、それでもお金が有り余っているような人がいる。そういう人たちは、絶対に他人のためにお金は使わない。
 食べるものが、着る衣服が、住める場所が無い人がいるのに。今にも死にそうな人がいるのに。その人たちは、何故その人たちを救おうと思わないのか。その人たちのためにお金を使おうと思わないのか。自分たちだけが幸せなら、それでいいのだろうか。戦争はそういう人たちによって始められた。そして、多くの罪も無い民衆が犠牲になった。
 自分だけがよければいいという考えの人たちがいる限り、戦争は終わらないだろう。戦争を終わらせるためにも、命の危険にさらされる人たちがいなくなるためにも、自分だけが幸せであればいいという考えは、ぜひ捨ててほしい。そして少しでもお金に余裕ができたとき、そういう人たちを救うために使ってもらいたい。

Hちゃん、やさしい子だった。もう大学生だ。塾を卒業してからは年賀状とか、たまの手紙程度だったが、もう大学生。よく頑張ったね。もう一度おめでとう。
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# by tsukushi--juku | 2015-03-13 16:32 | Comments(0)
安倍内閣の暴走あらわ
 
            安倍自民党政治の
                         暴走あらわ

安倍自民党政治の暴走は目にあまる。自民党元幹部からも次々批判が出る始末。河野洋平元自民党総裁は「保守政治というより右翼政治みたいな気がする」と批判し、古賀誠元自民党幹事長は「先人が長い時間をかけて積み重ねてきたことへの謙虚さを、もう少し持ってほしい」と憂慮し、野中広務元自民党幹事長は「沖縄県民の痛みが分からない政治、強く憤慨している」と怒る。山崎拓元自民党副総裁は「安倍首相は自分がしていることの恐ろしさを分かっていない」と批判する。
 戦前回帰の右翼的本性を巧みな言葉で覆い隠しながら、「戦争する国」に向かって一つ一つハードルを外していく。集団的自衛権行使に向けたハードルはずし、沖縄県民の意思を無視してしゃにむに米軍基地建設を進める、県知事とは会おうともしない冷酷さ。国民生活にかかわる全分野での暴走。挙句の果ては次々と違法政治献金の発覚。第2・第3の安倍内閣、閣僚8人ものオンパレードだ。小渕優子経産相辞任。松島みどり法相辞任。西川公也農水相辞任。江渡聡徳防衛相交代。そして今度は下村文部科学相、望月義夫環境相、上川陽子法相、宮沢洋一経産相。いずれも「政治と金」を巡る違法や醜態。どんな言い訳をしても通用しない。
ザル法の、抜け穴だらけの政治資金規正法にさえ違反することは、言い逃れできるものではない。こんな内閣は日本憲政史上初めてだろう。
 安倍内閣の本質は、かつての侵略戦争を美化し、正義の戦争だったとうそぶく、日本最大の右翼「日本会議や靖国派」に連なる閣僚が、19名中15名もいると言うことのなかにはっきり表れている。閣僚ではないが自民の稲田政調会長もその流れ、議員の中にはもっとたくさんいる。
 安倍政治の狙いは、憲法9条を改悪し、国防軍を作り、日本を戦争する国にしあげること。国民も、もう見抜いてもいい。子どもたちの将来を危険にさらさないために。
 もう国政選挙はしばらくない。一人一人が意思表示する場は、4月に行われる一斉地方選挙だ。今は地方選挙も国政に連なる戦いだ。安倍自民党政治の暴走を食い止める意思表示を、しっかりとあらわしていきたいものだ。
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# by tsukushi--juku | 2015-03-04 15:36 | Comments(0)
国会が開会した
                通常国会が開会した

 昨年末の、衆議院選挙後の通常国会が開会した。6月24日までの論戦が注目される。
 私たちの生活も未来も、すべて政治によって決定づけられる。無関心ではいられない。集団的自衛権・国の安全保障はどうなるのか。消費税率引き上げ問題はどうなるのか、社会保障の切り捨て、大企業への減税、軍事費の増大、「残業代ゼロ」、労働者派遣法改悪、ブラック企業問題などなどは、どうなっていくのか、TPP問題、沖縄基地問題は・・・。問題は山積している。
 閣僚19人中、15名が、日本の最大の極右団体『日本会議』につらなる安倍内閣のもとでの、国会論戦だ。
 今国会の私の大きな関心事の一つに、政党助成金問題がある。政治の劣化、堕落につながるこの問題を、私は土筆通信を通して何回となく発信してきた。企業献金や政党助成金は、政党の健全さ、政党の国民との結びつきのいわば試金石と言っていいからだ。政党助成金は、国民と深く結びついた政党か、税金で賄われる政党かを映し出す鏡だ。
 インターネットで「政党助成金」を検索すると、共産党からの情報がほとんど。政党の中で政党助成金を、憲法違反として受け取りを拒否しているのが共産党だけと言うのだから、他の政党は目をつぶって、触れようとしないと言うことなのだろう。
 インターネットで調べていると、今国会に共産党が「政党助成法」廃止法案を提出したという。先の総選挙で21名の衆議院議員を当選させ、予算を伴わない議案の提出権を得た共産党が、さっそく国会に提出した法案だ。各党は政党助成金を受け取り続け、それに頼って成り立っている訳だから、どう反応するか見ものだ。議会勢力の上ではとても「廃止」は無理だろうが国民的運動、世論の高まりが決め手となるだろう。
 政党助成金については次々と新しい事実が明らかになっている。例えば2013年の参議院選挙(補選を含む)で当選した自民党参議院議員66人のうち43人が、自民党本部から受け取った政党助成金を「選挙資金」の名目で自分宛てに寄付していたことが分かったという。そのお手盛りの総額は3億4400万円を超える。この金、つまり国民の税金で選挙活動をするわけだが、受け取った本人がどう使ったかはチェックされないと言うのだ。このお手盛り政党助成金を自分に寄付した議員名も、すべて明らかにされているが(「しんぶん赤旗」)ここでは数人の例にとどめる。古川俊冶参議院議員(埼玉)は受け取った1900万円のうち1000万円を自分に寄付。残り900万円を「人権費」に支出。宮本周司議員、577万5850円を自分に寄付、残りを「基金」としてプールしている。後は武見敬三議員(東京)1000万円。森雅子議員(福島)1000万円、丸川珠代議員(東京)1000万円などなどだ。
 何度も指摘しておくが政党助成金は国民から集めた税金。つまり「あなたの税金」が支持する党かどうかにかかわりなく、こうした形で使われているのだ。
 政党助成金は、まさに「ぬれ手に粟」のつかみ金。だから政党助成金目当てに、申請時期の、各年の年末から新年にかけて、政策も理念も抜きの離合集散、くっついたり離れたりの新党づくりが繰り返されている。2010年以降だけ見ても、2011年、「大地・真民主党」、012年、「新党きずな」「生活の党」、013年「結いの党」、014年「生活の党と山本太郎と仲間たち」、015年「日本を元気にする会」「太陽の党」といった具合だ。
 先に朝日新聞が、015年の各党の政党助成金 受取額の試算を報道した。
*自民党 170億4900万円 *民主党 76億6800万円、*公明党 29億5200万円、*維新の党 26億6400万円、*次世代の党 5億6100万円、*社民党 4億7000万円、*生活の党と山本太郎となかまたち 3億3000万円、*日本を元気にする会 1億1900万円、*新党改革 1億400万円、*太陽の党 9300万円。(共産党は受け取りを拒否)

私はかつて、選挙で政党を選ぶ基準として次のように書いた。
「全国の隅々に、党員と党組織を持ち、市民・住民と深く結び付きながら日常的に活動している党であるかどうか。また、労働、農業漁業、医療、子ども・教育、文化・芸術、学者・研究者・知識人などなど、各分野に党員と党組織を持ち、日常的に、系統的に活動している党であるかどうかということ。自らの活動を通して自前で党財政を確保・確立している党であるかどうかということ、企業・団体からの政治献金(パーティ券などの事実上の政治献金を含む)や国民の税金をもとにした政党助成金頼みの政党では、本来の近代政党とはいえない」。
企業からの献金や政党助成金の「ぬれ手に粟」の税金頼み。そんな政党が、真に国民・市民の声を基本に据えた政治を行うことができるだろうか。

今国会の一つの関心事として、書き留めておきたい。

 
 
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# by tsukushi--juku | 2015-01-30 15:04 | Comments(0)
朝鮮人の友人
 ヘイトスピーチ(憎悪表現)。「朝鮮・韓国人は出ていけ」「殺せ」など聞くに堪えない差別的言動が勢いを増し、大きな社会問題になっている。今、私はヘイトスピーチについて書くことはしないが、ふと、私の親しかった朝鮮人の友人のことを思い出した。彼はもう亡くなっているが私に大きな影響を与えた友人であり、今も私の心の中に生き続けている。彼について土筆通信に雑文を書いているので、再録してみたいと思う。
 

 1994年、土筆通信371号から10回にわたって、私は「日記としで綴るわが青春の断面」と言う文章を連載した。その3回目、土筆通信373号に「朝鮮人の友人」と言う文章を載せている。そのまま再録してみたい。
 
                   朝鮮人の友人

 雑誌「日本の子ども」に勤めだした頃、(*大学を卒業して1年間、私は児童文学者古田足日氏の紹介で、「日本の子ども」編集部に勤務した。)私は学生時代、兄弟で住んでいた杉並のアパートを出て、渋谷区代々木八幡の、国道沿いにある3畳1間と言うアパートの1室に住んでいた。古いアパートで、夏の夜などは南京虫にせめられた。布団の周りに新聞紙を敷きつめて寝るのだが、夜中になるとその新聞紙の上を走るカサカサというかすかな音がする。あわててとび起きて、電気をつけて南京虫退治に這いまわったものだ。
 私には大学時代から親しくしていた朝鮮人の友人がいた。この友人がある夜、アパートの部屋に突然転がり込んできて、数か月一緒に暮らしたが、彼が転がり込んできた夜のことを雑文に書いている。

 「コツコツ」とドアをたたく音で、目を覚ました。時計を見ると午前4時。誰だろう今ごろ。始発電車にはまだ間がある。と言ってアパートの人達はまだ寝静まっているはずだ。とにかく、私は「ハイ」と言って丹前を引っ掛けてドアを開けた。
 まるで死人のような青白い顔、Kだ。Kは私の親しい朝鮮人の友人だ。
「どうしたんだ、今ごろ」
「いやあ、ひどい目に遭ったよ」
 彼は部屋の中に落ち着くと話し始めた。「あれからさ」、と言うのはその日の夕方、職場からの帰りに駅で待っていたという彼に会って、荻窪まで行くという彼に電車賃30円をやったのだ。
「荻窪へ行ったわけよ。ところが訪ねたやつがいない。下宿の人に聞いてみたけど、さあね、という始末さ。仕方がねぇんで、また来るからもし帰ってきたら、どこにも行かないように伝えてほしいと頼んで、さて、どこで時間をつぶそうかと迷ったよ。文なしさ。仕方がねえから3・4軒本屋をぶらついて10時過ぎもう一度行ったんだ。いねぇ、まだ帰っていないと言うんだ。それでまた駅まで引き返したさ、駅まで20分もあるんだぜ。そこでまた時間つぶしさ。しょうがないから改札口に突っ立ってたよ。イライラしながら30分。それから駅の周りをぶらついた…。もう終電近くなっていた。帰るにも金はないし、帰りようがねぇ。何としても奴に会って金を借りなきゃあ。それでまた行ったさ。ダメだ、とうとう奴は帰らなかった。ええぃ、ってヤケクソさ、それでここまで歩いてきたわけだ。」
 そこで話を切ると、彼は私の目の前に握りこぶしを突きだした。血が出ていた。もっとも血は凍りついて固まっていたのだが、彼はまた話を続けた。「これ、」と言って握り拳をもう一度突き出して「辻強盗、こんな言いかたおかしいかな、とにかく遭ったんだ。蚕糸試験場の辺りだったかな。一人の若い男が金を出せときやがった。何にもねえってポケットをひっくり返してやったさ。そしたら、そのジャンバー置いていけと来た。こりゃあ俺のじゃねぇ、友達のだ、こいつを取られたんじゃたまらねぇと思ったさ。と言ってどうしたらいいか…。ふと気がつくと相手はオーバーを着ている。それに皮靴だ。よし、と思ったよ。おれはジャンバーに運動靴だ、身軽だ、これなら逃げきれると思った。おれはいきなり相手の顔面を殴りつけた。アッと後ろにのけぞったんで、一目散さ。殴った時相手の歯に当たったんだ。」
 彼はまた握りこぶしを見た。
「とにかく寒い。首をちぢめて歩いて来たので首が痛くって…。ひどい目に遭ったよ」
 私はただあきれてしまった。
「バカだなぁ。警察でも駆け込んで事情を話して金でも借りればいいんだ。構うもんか、おれだったらその手だ」
「あとが面倒だからよ。日本人ならとにかく。」
 もう朝方だったが、とにかく一つ布団に二人で寝た。
 私が起きた時、彼はぐっすり眠っていた。青白い顔だった。その顔を見ながら私はやりきれない寂しさに襲われた。金だ、問題はこれだ。だが私の手元には職場に行く定期券のほかは一銭の金もなかった。彼にやるどころかその日の昼飯代をどうするか、まぁ、おれの方は何とかなる。こんな生活には慣れきっているはずなのにやりきれなく寂しかった。
 私は自分の丹前を彼の上にそっとかけて、何も食わずに出勤した。」

 とにかくその頃の私は(友達も含めてだが)ひどく貧しかった。

 この朝戦人の友達については、その後次のような詩を書いている。

  朝鮮人のあいつ

あいつ今ごろどこで空気を吸っているか/おやじとおふくろの血のにじむ暮らしの中で大学の門をくぐって/その日から俺の心臓にぶら下がって離れなかったあいつ/今、どこで空気を吸っているか/傾いたアパートの6畳の部屋に南京虫と同居して/俺にマルクス、レーニンを語り続けたあいつ/今どこで空気を吸っているか/金が続かなくなって3年で大学を中退して/翌日から画報屋のタコ部屋に住み込んで/搾られた血の代償を要求したばっかりに3カ月でたたきだされ/俺の部屋に転がり込んできたあいつ/今、メシはたらふく食っているか/それからというもの/パチンコ屋に10日、土方を1カ月/今度は大阪に高跳びして鉄屑屋で2カ月/あっちこっち根なし草になってしまったあいつ/今、どこのせんべい布団にくるまっているか/その後の手紙によれば/大阪の飯場を転々/挙句の果ては紀州熊野川の山奥で/酒とケンカと宗教に良心を奪われまいと/必死でおのれと戦いながら土方仕事に明け暮れているという/あいつ、その後どこへ流れていったか/それっきり消息がなく数カ月も経ったのに/あいつ、今どこで空気を吸っているか。

 私の「日本の子ども編集部」の仕事は1年で終わった。神戸に教師の口が見つかったからだ。大学時代の教授の推薦だった。

 以上が土筆通信373号の文章だ。20代前半の頃の文章だから全くの「雑文」だが読んでいただけたらありがたい。
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# by tsukushi--juku | 2015-01-15 11:22 | Comments(0)