土筆塾主宰・土屋春雄のブログ

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日本会議と安倍政治
 
           日本会議、怖い!

 最近、朝日新聞が「日本会議研究」の記事を3回にわたって、報道した。日本会議は「美しい日本の憲法をつくる国民の会」を主導し、国会、地方議会に影響力を広げる一方、憲法改正を掲げて1000万署名なる運動を進めている。
 日本会議は「現在の憲法は『占領憲法』だ」として前文に伝統文化を書きこむこと、天皇を元首とすることなど、かつて戦争が侵略戦争であったことを否定し、自存・自衛の戦争だったと賛美する日本最大の右翼勢力だ。日本会議は国会に大きな影響力を持つ。『日本会議国会議員懇談会』があり2015年9月現在、281名の会員を持つ。うち256名が自民党議員、閣僚では4分の3がメンバーだ。安倍政権の憲法改正を強力に後押しし、自民党の「憲法改正案」の中身を強力にバックアップしている。戦争放棄を掲げた現行憲法9条を全面改定し。自衛隊を国防軍にし、緊急事態条項を加えて権力を安倍政権に集中、「有事」を口実に国家総動員体制をもくろむ。日本会議は強力なバックボーンだ。
 地方議会でも「憲法改正の早期実現を求める意見書」の採択を推し進める。すでに33都道府県議会、70%の地方議会で、意見書が採択されていると言う。「地方議会の議決を重ねることで、憲法改正の機運を高め、国会議員に対して発議を迫る。」彼らの作戦だ。
 安倍政権の狙う憲法改正の真意は、憲法前文の平和主義と9条。あれこれの部分ではない。
 安保保法制を強行して、憲法を踏みにじり、いよいよ明文改憲に踏み込んできた。戦争する国に向かっての大暴走と言わなければならない。もはや「前兆」などと言う段階ではない。
 7月の参議院選挙(衆参同時選挙になるかもしれない)は、天下分け目の大決戦と言っていい。
 「どうせ決まってしまうんだろう、なるようにしかならない。」「政治のことは難しくて分からない」「生活に追われて選挙どころではない」「自分の一票が役に立つとは思わない。」「関係ないよ」などなど、さまざまな声を聞く。そうして投票率は50%そこそこと言うことになるのだろうか。
 新聞などのアンケート調査を見ても、安倍政権の個々の政策、たとえば消費税10%への引き上げ、格差の拡大、子どもの貧困、最近クローズアップされている保育所に入れない人達の切実な声、沖縄、原発、高額な学費。どれ一つとっても安倍政権の政策を支持できない人の方が多い。それならば安倍政治には退場してもらうしかない。私たちの生活も日本の未来も政治によって決まる。関係ないでは済まされないことなのだ。政治はなるようにしかならない、ではない。間違いなく変えることができるし、変えなければならないのだ。
 新年度の出発に当たって一言書いておきたい。
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by tsukushi--juku | 2016-04-04 21:31 | Comments(0)