土筆塾主宰・土屋春雄のブログ

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都議選が終わって
 選挙権の行使、確かな選択こそが政治を変える力

 東京都議会議員選挙が終わった。選挙結果についてあれこれ論評することはしないが投票率の低さがひどく気になる。43・50%。過去2番目に低い投票率だという。投票しなかった人たちには、それぞれ理由もあるだろう。だがどのような理由があるにしろ自らの権利を放棄し、生活も未来もすべてを権力にゆだねるという点では変わりがない。砕けた言葉でいえば「好きなようにしてくれ」ということになる。
 憲法、とりわけ9条が変えられ、国防軍が創設され、海外で戦争できる体制が作られようと、福島第一原発事故の原因も解明されず、放射能を制御する手だても確立せず、見通しも、立っていない中で新たな安全神話をばらまきつつ、原発を再稼働する動きが強まろうと、格差社会がますます進行し、庶民の生活がどんなに脅かされようと、消費税が引き上げられ生活がどんなに圧迫されようと、沖縄の基地がどうなろうと、数え上げればきりがないほど、現在も未来も危機的状況にさらされようとしていることは間違いないのだ。それでも「文句は言わない好きなようにやってくれ」ということなのだろうか。
 選挙権を行使しない人達は、よく「どこに投票しても変わらない」とか「どこに投票したらよいかわからない」などという。戦後、長いこと続いた自民党政権が、民主党政権に代わってもよくなることはなかった。我こそはと、まるで雨後のタケノコのように誕生した第3勢力なるものも、瞬く間に化けの皮が剥がれて、自民党の亜流、補完勢力でしかなかったという現実を見ていると「どこに投票しても変わらない、それならいっそ、投票しない方がましだ」そんなふうに思っているのだろうか。「どこに投票していいかわからない」というのは自らの責任をあいまいにするもの。マスコミの報道に任せて思考停止というのでも困るが、自分の意見、自分の投票先は自分で考える、そのくらいの努力はしなければならない。それが生きるということではないだろうか。今回の都議選は与・野党対決などと言えるものではなかった。はっきり言わせてもらえば自・公とその亜流、補完勢力対共産党ということだったのではないか。選挙結果もその反映と言ってもいい。(マスコミもそういう見方をしているようだ)
 今回の選挙は都議選だ。だが間違いなく参議院選挙の前哨戦。半数にも満たない投票率で、私たちの生活、日本の将来、子どもたちの未来を決めさせてはならない。間もなく参議院選挙がやってくる。 



   高市自民党政調会長の発言

 新聞でもあちこちで問題にされているから、改めて書くこともないが高市自民党政調会長の発言。「福島第一原発を含めて、事故によって死亡者が出ている状況ではない」。
 何と言うことか。福島震災関連死だけ見ても1383人、これだけでも十分な反論になる。この発言、非難ゴーゴーの中であわてて撤回したが、撤回して済む問題ではない、これが彼らの本音なのだから。原発稼働は『アベノミクス』の基本方針だ。
 私は「朝日川柳」をよく見る。6月21日の朝日川柳に、さっそく次のような川柳が登場した。
   聞こえるか死者や遺族の歯ぎしりが
   社員かと間違えそうな党幹部
 いずれも高市発言関連だ。
 
 そのほか原発関連の川柳にこんなのもある。合わせて紹介しておく。
   追悼の献花の先に再稼働
   国益と神話で攻める推進派
   国益を甘い汁だと思う人
 原発ゼロ。明確な参議院選挙の争点の一つだ。忘れてはならない。
                                         (土筆通信1238号の一部)

 
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by tsukushi--juku | 2013-06-25 18:30 | Comments(0)
東京都議選
 都議選が告示されました

安倍政権の暴走は、庶民との溝をますます深めています。
溝を埋めようと、新たな溝を拡大しています。
東京も同じ構図です。猪瀬オール与党が、選挙前になると、またぞろ
批判的ポーズをとり、看板を塗り替え、あっちにくっついたりこっちにくっついたり。
ぶれない庶民の味方はどこの党か、見極める目と見識が問われています。
選ぶのは私たち。
マスコミに「思考」を代行させない確かな選択が求められます。
憲法が危険にさらされ、未来が危うくなっている今、
戦争を経験してきた「元気な老人」のがんばりどきだと思っています 。    
          
                                 2013年6月14日
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by tsukushi--juku | 2013-06-20 10:02 | Comments(0)