土筆塾主宰・土屋春雄のブログ

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さようなら原発10万人集会
17万分の1ゴマ粒ほどの大きさが
          歴史の転換を促す力になることを信じて

 『さようなら原発10万人集会』に参加した。マスコミも報道したが、とにかくものすごい人数だった。メイン会場を幾重にも取り囲んで人、人、人の波だった。17万人の参加という発表だったが、あるいはもっと多かったかもしれない。私は「西都保健生協、清瀬」の集団の中にいたが、とてもメイン会場には近づけなかった。大江健三郎さん、瀬戸内寂聴さん坂本龍一さん、落合恵子さんたちの声をマイクを通して聴きとるのがせいいっぱいだった。
 全国各地から、参加していることはその幟旗で分かった。宮崎、福岡、京都、福井、福島・・・・そしておびただしい団体・個人のプラカード。年齢層も様々だ。年配者、婦人、子ども連れ、若者たち。
一人一人は私を含めてゴマの一粒ほどだったかもしれない。だが歴史を動かす力であることは間違いない。
 この日『10万人集会』に呼応して全国各地で集会やデモが繰り広げられたという。
 1960年、かつて全国に燃え広がった「安保闘争」も自民党岸内閣を退陣に追い込んだ、歴史を動かす大運動になった。反原発の運動もさらに広がっていくだろう。民衆こそが力、私もその一粒でありたい。『日本に生きていてよかった』と思える未来を子や孫たちに引き継ぐために。
       写真省略
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by tsukushi--juku | 2012-07-20 09:34 | Comments(0)
土筆通信
 土筆通信1200号

 土筆通信が1200号になった。2007年に1000号に到達して、9月に「土筆塾30年と土筆通信1000号」の小冊子を発行したが、それから5年が経過したわけだ。塾は34年目に入っている。12000号、結構書いたものだ。
 先日時々土筆通信を読んでくれている卓球仲間に「この分野での通信発行部数ではギネスものだ」などと言われた。そんなことはあるまいとは思うが、それにしてもよく書いてきたものだと改めて思う。
 1000号の時には、親、卒業生、そして全国に点在する読者の方から沢山のメッセージをいただいた。1200号に到達した今も、かつての塾生親、卒業生、途中で引っ越していったが塾生であった子どもたち、全国に点在する通信読者と通信を通じてつながっているが、卒業生、かつての塾生の中には母親になり父親になっている子どもたちも多い。
 先日訪ねてきてくれたK君は27歳、結婚して子どもが生まれて、しばらく勤務の関係で清瀬を離れていたが戻ってきたからと訪ねて来てくれた。上智大学を卒業、NTT勤務だという。 
土筆通信、読者層もずいぶん変わったが、人と人をつなげ、人と人の心の交流を支える役目を果たしてくれているように思う。時々出会うかつての卒業生親は、子どもが塾に通っていた当時から二十年以上もファイルに綴じているという。ありがたいことだと思う。塾がつづいている間は、土筆通信は発行し続けるつもりだから、あと何号まで書くことになるだろう。
 近年は政治の流れが子どもたちの未来を暗くする方向に急ピッチだ。もちろん日本の将来にとって極めて好ましくない方向に流れている。そんなこともあって通信の記事も私の「政治的発信」が多くなっているが、残された人生、最後のご奉公ということになるかもしれない土筆通信の発行を、これからも続けたいと思う。
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by tsukushi--juku | 2012-07-11 21:40 | Comments(0)
大手新聞の異常ぶり
 大手新聞の異常ぶり
7月1日関西電力大飯原発再稼働を前に6月29日の首相官邸前のデモは20万人に上ったという。全国各地からインターネット・ツイッターやフェイスブック等の呼びかけなどを通して知った人達が続々と集まった空前の集会、デモであったという。マスコミも写真付きで少し取り上げていたがその扱いは申し訳程度だ。消費税増税を巡る報道は異常としか言いようがなく、大手新聞の報道は社説・論説を含めて、消費税増税をあおりたててきた。民・自・公による増税法案採決までの1ヶ月間に、朝日新聞は14本、読売は16本、毎日7本、日経7本など社説や評論を掲げたという。法案採決をあおりたててきたと言っても過言ではない。
 民主党内のとりわけ小沢派の動きなど党内争いや自民、公明を含む政権を巡るドタバタ騒ぎは念入りに報道するが、全国に巻き起こっている消費税増税・社会保障改悪反対の運動は、その規模がどんなに大きくなっていてもほとんど無視している。消費税増税に反対する世論は、これら大手新聞が行った世論調査でも過半数を超えている、今の時点での増税反対を含めると70%を超える。この世論にさえ逆らっての論調だ。 
 関西電力大飯原発再稼働の報道についても、国民世論の動向は申し訳程度だ。そのほかの政治の重要課題を巡る報道でも、政権側の発表や言動を無批判になぞるだけで掘り下げた検証や論評はほとんど見られない。際立っているのは国民世論の動向や様々な運動にはそっぽを向いていることだ。
 一体、大手新聞は消費税増税に頼らない財政再建と社会保障の道を、どれだけ検証したというのか?大企業や富裕層への応分の負担を求める道を、また、軍事費を含む国家財政の在り方を、どれだけ検証したというのか。沖縄の基地問題でその根源に横たわる安全保障条約の問題にどれだけ切り込んだというのか。政局や政権の表面をなぞるだけの報道が大手新聞の役割ではあるまい。
 私たち国民はその情報のほとんどを、大手新聞をはじめとするマスコミの報道に頼らざるを得ない立場に置かれている。かつて戦争中これらの新聞等が大勢に流され大政翼賛の方向に走っていったことを犯罪と考え反省するというなら、消費税を巡る報道のように大政翼賛に走る昨今の姿勢を「犯罪」と心得るべきではないか。
 消費税増税に反対する運動や大飯原発再稼働に反対する国民の運動は、ますます広がって、これからも次々と集会やデモが計画されているようだ。7月16日の「さようなら原発10万人集会」には、私も参加するつもりだが、大手新聞がどんな報道をするか見守っていきたい。(7月2日記)

大飯原発再稼働抗議に15万人

7月6日金曜日、首相官邸前抗議集会の動向に注目していた。雨模様の中、ツイッターやフェイスブック、口コミなどさまざまな方法の呼びかけにこたえて15万人が集まったという。朝日新聞もさすがに3面で大きく取り上げていた。前回の集会20万についてはほとんど触れなかったが、そういったマスコミの対応に批判の声があがっていた。そうした反映でもあったろう。 
 毎週金曜日に行われてきた「首都圏反原発連合サイト」に掲載される同連合有志の呼びかけは、回を追うごとにその参加人数を増やしてきたという。最初は300人程度。次が2700人、4000人、1200人、45000人、200000人、今回が150000人。前回200000人が抗議の声をあげたおり、野田首相は警備の警護官に「大きな音だね」を答えたことが国民の激しい怒りを買った。国民の悲痛な訴えを「音」とは何事かというわけだ。
 朝日新聞は「官邸周辺でこれほど大規模な抗議行動が起きるのは1960年に岸信介首相を退陣に追い込んだ「日米安保闘争以来ともいわれる」と書いているが、同時に「本当に脱原発したら、景気も悪くなり、仕事もなくなり、給料も下がる、そういうことが伝わっていない」などという官邸スタッフの発言を何の検証もなく書き連ねている。だがこうした政府の脅しを国民は信用しないだろう。
 おりしも「国会原発事故調査報告書」が発表され「原発事故は明らかに人災」と東電とし政府を厳しく批判した。
 金曜日抗議行動は官邸周辺だけではない。今回も前回も、呼応した抗議行動が全国各地で行なわれている。札幌市の北海道庁前で、名古屋関電東海支社前で、関電京都支社前で、関電大阪本店前で、さらに金沢で富山でと全国各地でだ。取り組みも多彩だ。中には岐阜県のママさんグループは「おーい!止めたいママアクション」と題したはがきを知事に届ける運動を進めているという。おそらくこれからも全国各地で、多彩な方法で、反原発の運動は一層広がっていくだろう。7月16日には東京代々木公園で「さようなら原発10万人集」が開かれる。
 新聞はもとより、マスコミは、広がりつつある国民のこうした運動にもっと目を向けるべきだろう。民主主義国家においては国民こそが主人公なのだから。(7月7日 記)
 
 
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by tsukushi--juku | 2012-07-08 17:57 | Comments(0)