土筆塾主宰・土屋春雄のブログ

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今年も暮れた
    今年の感想メモ

今年も暮れようとしている。今年は大変な、大変な年だった。私の発信も手に余ることが多すぎて想いの何十分の一も書けなかった。子どもたちのことではない。政治上の問題だ。将来の子どもたちにかかってくること、黙るわけにはいかないがあまりにも問題が多すぎ、しかも私の力量の範囲をはるかに超えることばかり。書けないままに一年が終わろうとしている。 
 震災の復旧・復興。福島第一原発事故の放射能拡散。野田首相は「冷温停止状態になった」ことを声高に宣言し、事故の「収束」までうんぬんする始末。だが専門家の間からも、また国際社会からも批判と疑惑が広がっている。専門的なことは分からないことも多いいが誰が見ても「収束」など口にできることではない。
 TPP問題。これも事態が進むほどに問題点が明らかになり、批判の声は野火の様に広がっている。沖縄普天間基地移設問題。もはや辺野古に移設などと「日米合意」にしがみつく段階ではない。沖縄県民は決して認めはしない。基地のグアム移転に関しては、アメリカは上・下院議会とも移設のための予算を認めなかった。日本が肩代わりすることになっている膨大な予算は宙に浮く。といって普天間に居座ることは許されない。野田政権は沖縄の声を背にアメリカに基地撤去をこそ、要求しなければ「どこの政府か!」とそしられても仕方がない。消費税を含む税制改革。何のことはない。消費税10%はまるで既定の事実と言いたげ。といって社会保障はますます圧迫されるだけ。財源を言うなら大企業の250兆円を超える「内部留保」(儲け)大企業への応分の負担を求める税制改革が必要だ。軍事費はどうだ。自衛隊の予算だけではない。米軍への思いやり予算は莫大だ。ちなみに日本にある米軍基地を維持するために日本が支払っている費用は、今年度は6967億円。先年度は7146億円。こうした膨大な費用はいわば聖域になっていて、民・自・公はもとより、マスコミもマスコミに登場する評論家諸氏も触れようともしない。
 取り上げればきりがない。一つ一つの項目について論評する力量も、時間もないが、今年から来年へ、さらに問題は深刻化するだろう。
 ここしばらくの新聞報道を見ていると、来年の衆議院選挙を見越して各党一斉に動き出しているようだ。選挙は金。政党助成金(共産党だけ受け取っていないが)、だけでは不足だと企業への献金依頼が目立ってきたようだ。ある大手企業の総務担当者は『来年前半には総選挙ですからなんとか頼みます』という政治家からの依頼が目だってきたと言っているということが事が報道されている。資金集めのパーティも花盛りだ。11月から12月16日までで、民・自・公(一部)の現職国会議員の団体や政党の県連が主催した政治資金集めのパーティは、51件に上るという。
 政治の動き、知らぬは私たちばかりなり、ということにならないように批判力を高めないととんでもない方向にどんどん進んでいくだろう。
 思いつくままの今年の感想だ。(土筆通信1177号一部)
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by tsukushi--juku | 2011-12-19 20:25 | Comments(0)