土筆塾主宰・土屋春雄のブログ

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これこそ無駄遣い
  これこそ税金の無駄遣いではないのか!

 9月29日、総務省は日本共産党を除く、2009年度政党助成金(政党交付金)の使途報告書を公表した。(共産党は憲法違反として受け取りを拒否している)それによると政党助成金は総選挙での選挙費用にふんだんに使用されて、前年比の50%増となっているという。政党交付金という国民の税金を使って、選挙活動に大判ぶる舞をしたというわけだ。それでも使い残している残金があるという。新聞報道によると残金を溜め込んでいる額は各党合わせて総額44億円に及ぶようだ。内訳を見ると、民主党21億1754万円、自民党9億9915万円、公明党8億662万円、社民党4億2858万円、国民新党600万円、新党日本978万円、みんなの党3397万円ということだ。
報告書によると公明党東京選挙区第3総支部は党本部から受け取った900万円の政党交付金のうち、約150万円を使い残していて、総務相は「政党助成法に基づき10月18日までに国庫に返納するよう命令を出した」という。だが使い残しているのはこんなものではない。右の各党金額の通りだ。残金溜め込みの分はすべて国庫に返納すべきもの。国民の税金であれば、余ったら国に帰すのは当然のことだ。(ところが今までの分も、返したという話はきいたこともない)
 ところで今回明らかになったのはこれだけではない。その使途の実態だ。私は土筆通信1129号に「首相の動静」として少し書いた。7月24日から28日までの五日間に限定して、いかに頻繁にホテルや高級料亭に通っているかということを指摘して、それらが『政党助成金』によってまかなわれているのではないかと書いた。今回の『使途報告書』では、たとえば民主党の政党助成金の『組織活動費』を見ると、会議会場代、会議飲料代、さらに会議弁当代という名目で、高級料亭やうなぎ割烹などに計36回404万7945円が支出されているようだ。私の指摘したことはおそらく間違いあるまい。こんな形で国民の税金が惜しげもなく使われている。
 今回明らかになったもう一つ。これは自民党関係だが、同党幹部が取締役を務めているような企業に発注し、21億円にも及ぶ金が支払われているようだ。国民の税金が自民党身内会社に『還流』されたことになる。(人件費を除く領収書が公開となったことで内訳が分かってきた)
 いずれにしても政党助成金という国民の税金が、こういう形で使われていること、これこそ税金の無駄遣いということになるではないか。
 そもそも政党助成金なるもの、政党の政治活動が税金でまかなわれるということそのものが思想信条の自由を規定した憲法に違反するもの。政党助成金ももらう、企業からの政治献金ももらう。政党の政治活動が、こうした金に支えられた進められる「民主主義」などおかしな話だ。

 政治と金の問題はあとをたたないが、政党助成金や企業献金にメスを入れない限り、きれいな政治などありえない。私はそう思っている。

 政治の問題では書きたいことも多いが、専門でもない私が、舌足らずな記事を書いても仕方がない。時たま、こんな形で少しだけ発信させていただくことにする。(土筆通信1135号の一部)
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by tsukushi--juku | 2010-10-01 21:15 | Comments(0)