土筆塾主宰・土屋春雄のブログ

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つぶやきーそして怒り
  つぶやきーそして怒り

つぶやき、いや、つぶやきというよりは怒りというべきだろう。論文を書くつもりもないし、その力量もないから、ほんの感想程度ということになるが、かなり腹を立てていることも確かだ。
昨日の新聞報道はかなり丹念に読んだし、いくつもの切抜きもした。核持込みに関する『密約』 問題に関する報道だ。鳩山内閣が設けたいわゆる『専門家会議』の報告書が発表された。1960年安保改定と72年の沖縄返還をめぐる四つの日米密約が明らかになったわけだ。何十年も隠し続け、国民にウソをつき続け、だまし続けてきた自民党政権(自公政権)の犯罪的行為の責任は極めて重い。
 マスコミはいっせいに『政権交代』によってもたらされた成果だと報道している。なるほど、密約の存在が表に引き出されたという意味では、政権交代による成果には違いない。だが、私は首を傾げざるを得ない。核密約を決定づける最も重要な文書が多数不明として処理された事だ。60年に核持込みをめぐって作成された『討議記録』『合意議事録』が、その存在を認めながらあいまいにされ『密約の証拠と見ることは難しい』とし、密約を否定している。『日米両政府の間の解釈の相違』で『討議記録をもって核持込の密約とはいえない』というわけだ。こうした立場に立つ以上、密約を破棄する立場はもとよりアメリカに何の働きかけもしないということになり、岡田外相の働きかけなど「何もするつもりがない」という立場に帰着せざるを得ないではないか。これでは今までと変わりがない。それどころか『密約』の証である『討議記録』の存在する事を認めながら、何の対処もしないという点で、一層悪質といわれても仕方がないだろう。「非核3原則」は今まで同様絵に描いたモチだ。
 核持込は間違いなく密約があった。それを認め、きっぱりと破棄すべきだ。安保条約をたてに、日米同盟優先をたてに、アメリカの顔色をうかがい続けることが日本の平和と安全につながるなどという論理は、もはや通用しない。
 普天間問題も同じだ。
紙面がないからこんな舌足らずな感想でとどめておく。(土筆通信1113号の一部)

  二つの手紙

 ひとつは6年生のAちゃんから。先日学校で足を骨折した。全治6週間と診断され、通えないのでしばらくお休みするという電話を、お母さんからいただいていた。三月はまるまる休まなければならない。とすると今度塾にこられるのは中学生になってからだ。大変だなあ、と心配していたが、兄弟で塾に来てくれている弟さんの話では松葉杖で学校には行っているという。Aちゃんの家は学校が目と鼻の先。ところが塾まではかなりの距離があって、お母さんは仕事があるから送り迎えはできない。
 また4月からきてくれることを楽しみにしていようと思っていた。そのAちゃんから手紙が届いた。
  先生へ
 心配かけてごめんね!
 でもうち平気だからー。
心配しないで!頑張って早く治すね!
一ヶ月ぐらい行けないけれど、その分、治ってから頑張ってとりもどすね!
じゃあ……バイバイ!
こういう手紙はことのほかうれしい。ああ、心がつながっているなと思うのだ。一度お見舞いにいかなくちゃな、何て思ってしまう。

 もう一つの手紙はS君のお母さんからのもの。土筆通信に載せた子どもの作文へのステキなメッセージだ。
 先日の土筆通信の「マグロの解体ショー」を読んで……。
 私はスーパー「サカガミ」の鮮魚売り場で、パートをしています。
 先日、3年生M君くんの作文を読み、とても良い作文でしたので、勝手ながら解体ショーをした方に読んでいただきました。すると「もらっても良いですか」と言ったので差し上げたら、すぐに作業場に貼り、「仕事で落ち込んだときにこれを読んで励みにしよう」と言い、とても嬉しそうな顔をしていました。
 後日、仕事にいったら、作文のなかの自分で気に入ったところに、マーカーで線を引いてありました。
 お客様と接してお仕事をしている人は、こんな感想をもらったらすごくうれしく思うんだなと、改めて実感しました。その方に代わりM君にお礼をいいます。
すてきな作文をありがとう。(S)

土筆通信をきちっと読んで下さっているということもうれしいが、こうした感想は子どもへの大きな励ましになる。子どもはこうした感想をいただくと一層張り切って作文を書くようになるだろう。子どもたちは親や読者の励ましのなかで成長していくものだ。
 なお土筆通信1112号に載せた中2のOさんの『手紙』という作文にも、
「土筆っ子の作文に「手紙が好きだ」という文章がありましたね。確かにメールは便利です。でも手紙は書いた人の気持ちも一緒に届くような気持ちになりますね。便利さに頼って大切なことを見失ってはいけないと、土筆っ子の作文で改めて気付きました。ありがとうございます。」
というメールが茨城の読者から届いている。書き添えておく。(土筆通信1113号の一部)
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by tsukushi--juku | 2010-03-12 15:44 | Comments(0)