土筆塾主宰・土屋春雄のブログ

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えのみてっぽうと子どもたち
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 えの実てっぽうの季節になった。「えの実てっぽう」。榎の実をタマにしたシノダケで作ったてっぽうのことだ。空気てっぽうといったらよいだろうか。私は子どもの頃、遊びとしてよくこのてっぽうを作り、撃ちあいをして遊んだ。その頃タマにしたのが榎の実であった事から榎の実を縮めて「えの実てっぽう」と呼んだ。昭和10年代のころの私の田舎(伊豆下田)の子どもたちはおそらく誰でもこのてっぽうで遊んだ記憶があるだろう。
 さてこのえの実てっぽうだが、私の塾では子どもたちに人気の遊びである。清瀬にはあちこちにおおきな榎があり、5月から6月の頃になると小豆よりやや小粒の青い実をつける。この頃がえの実てっぽうの季節だ。シノダケは林を一回りすれば手に入る。筒にするシノダケと、心棒にする細いシノダケを取ってくれば材料はそろう。てっぽうは私が作ることもあるが子どもたちも作る。最近は少なくなったが、塾の子どもたちは早めにやってきては良く撃ち合いをして遊んだ。この遊びの難点はタマに当たると実のしるが衣服について落ちなくなる事だ。子どもたちも心得ていて、大きなビニルのふくろの頭の部分と両腕の部分に穴を開け、すっぽりとそれをかぶって武装する。こうすれば当たっても痛くはないし、しるも付かない。
 ゲームに明け暮れる子ども達でもこうした遊びはかなり夢中になる。いい事だ。
 今日は日曜日。私は林に出かけてシノダケを取ってきて10数本の「えの実てっぽう」を作った。ついでに榎の実も取って来た。ガキ大将よろしく子どもたちと遊ぼうと思う。
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by tsukushi--juku | 2008-06-01 17:20 | Comments(0)