土筆塾主宰・土屋春雄のブログ

心の財産が増えていく
            心の財産が増えていく

 先日、卓球仲間のIさんの個展を観に、郷土資料館に行った。Iさんは拙著『生きている限り、この一筋の道を』の表紙絵を描いてくださった方。絵を観賞した後しばらく談笑したが、その折出会った方から長文のお手紙をいただいた。実は拙著『命ある限り、この一筋の道を』を読んでくださると言うので送ったのだが、お手紙はその感想を含めてのものだった。勝手だが、掲載させていただくことをお許しいただこう。
 
 年の瀬を迎え、どことなく背中を押される思いがいたします。
Iさんの個展でお目にかかり、短い時間ではありましたが楽しいお話を聞かせていただきました。
 先日土屋さまのすばらしいご本が届きました。本当に有難うございました。私、もう、四度よみました。
 一度目は、なにがかかれているのかな
 二度目は、土屋さまってどんな人かな
 三度目は、えっ、こんな本、こんな人はじめてだ!
 四度目は、凄い!激震
 嘘ではありません。人生観が変わりました。読めば読むほど、文章がエネルギーを放ち、迫ってくるのです。体を張って正面からぶつかってくるのです。これでもか、これでもかと…。何度でも読みたくなるのです。この凄さって何だろう…。分かりました。ごまかしと言い訳がどこにもないのです。まえがきからあとがきまで、一言一句丁寧に読ませて頂きました。これから先も、何度でも繰り返し読むと思います。困った時、悩んだ時、必ず手に取る書籍となりました。澄みきった心と、温もりと、真実があるからです。
 年代は違いますが私は市ヶ谷の学校へ行っていました。そして四畳半の城は、高円寺のちに幡ヶ谷に移りましたが、青春の思い出が重なり合うように甦ってきました。
 今では、このご本があちこちに印(丸、星、レ点…)やらラインが引かれ、ペタペタと付箋が貼られ、私の人生の参考書になってしまいました。(汚してしまってごめんなさい)P41「他者を除いた自分だけの世界はなかった。自分の幸せは常に他者の幸せであった。」P89「僕の一日」より「他人のこと、自分のこと、そんな区別はありはしない――」どうしてこんなにもヒューマニストなんでしょう。雨の中人がさしている傘を奪うような世の中なのに、あぁ、いったい私は何を求め、何を信じ、何を幸せと思ってきたのでしょう。愕然とします。
 忘れてしまったあのことも、このことも、昔はそうだったな~と、ありきたりな幸せを装って生活している。心の奥に、赤茶けた古新聞のようにたたみこまれた心の襞をもう一度開いてみるのもいいのかもしれない。辛いけどね。
 土屋さまの「入党記念日に」の詩は最高に素晴らしく、(もちろん感動的な詩は沢山あります)思いました。土屋さまってどんな人?この詩を読めばすべてわかる気が致します。
『この一筋の道…』と出会えて、心から感謝しています。ありがとうございました。この頃、仮面をかぶって生きている自分がいてうんざりです。どこか逃げ腰になっています。
 くれぐれもお体を大切になさってください。」

 身に余る感想をいただいた。
 拙い本がまた一つの出会いをくれた。心の財産になった。

 もう一通。拙著『…この一筋の道を』を送ってほしいと、昔小学生だった塾生のお母さんから電話があって、本を送っていたが、本代と共に、手紙が届いた。

 うーん、昔の話、共感!まずしかったですよね。
 うーん、先生はすごいですネ。
     そこまで強くなれるのは
     信じる力、でしょう。
 今私は社協の相談員してます。わけのわからない、やり場のないクレームに、仕事を続ける気持ちすらなえてしまいそう。でも少し元気になれそうです。先生のまねは無理ですが、もう少し続けてゆける気がしました。

とあった。細々と、金には恵まれない生活だが、心の財産は増えて行く。新たなエネルギーをいただいているわけだ。ありがとう。
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by tsukushi--juku | 2015-12-21 09:41 | Comments(0)