土筆塾主宰・土屋春雄のブログ

横田基地にオスプレイ配備
           横田基地にオスプレイ配備

 5月10日付新聞報道で、東京横田基地にオスプレイを配備するという米政府の方針が、日本政府に伝えられたことが報道された。報道によると017年に3機、数年以内にさらに17機を配備し、10機程度を運用する方針だと言う。配備されるCV22オスプレイは特殊作戦機として使用されていて、山岳地帯など過酷な条件下で用いられることが多く、10万飛行時間当たりの事故率は、現在沖縄の米海兵隊普天間基地に配備されているMV22オスプレイよりもはるかに高いという。(12年の米国防省資料)10年4月にはアフガニスタンで墜落、4人が死亡しているという。そのほか訓練中の事故もあり、極めて危険な機種だ。こんなオスプレイが首都東京に配備され、人口密集地である首都圏の上空で運用されることになる。
 私は013年11月6日付で「米軍大和田通信所のアンテナが増強されている」という記事を書いた。その中で「米軍横田基地はC130輸送機の中継基地から、強襲部隊の出撃基地に、また首都圏での低空飛行訓練基地に、さらに航空自衛隊航空総隊司令部が移注し、米軍と自衛隊の一体化が進む基地に変わった。…その通信傍受基地が増強されることが、横田基地の一連の動きと無関係と言えるだろうか」と書いた。
 どうやらその心配が現実味を帯びてきたようだ。
 オスプレイの沖縄・辺野古新基地と一体で、首都圏の基地増強を狙う極めて危険な動きだ。中谷防衛相は「本州の方でも配備していくことに付いては、必要性に応じて調整していくべきではないか」と米政府の方針を容認する姿勢のようだ。
 安倍政権の「戦争立法」をめぐる危険な暴走は、現実の動きの中でどんどん進行している。清瀬や新座に住む私たちも無関係ではいられなくなってきた。
                                                       (5月10日・記)

 オスプレイの横田基地配備については、私がこの記事を書いた翌日から次々と報道が続いている。それらによると、017年に3機配備、20年に17機を配備、それに伴う特殊部隊要員を400人配置すると言う。外務省の担当者は、これらは「特殊作戦飛行隊の新設」であることを明らかにした。
 CV22オスプレイが首都圏上空を飛びまわるようになれば、市民の安全が脅かされるのはもとよりだが、特殊作戦部隊の配備は、まさにアメリカの「殴り込み部隊」の配備であり、戦争への危険性が一層高まる重大事態であることは間違いない。「日米同盟の抑止力、対処のほかアジア太平洋地域の安定にも資する」(防衛相)などというまやかしは通用しない。
 5月14日の「朝日川柳」に*安倍効果こんなに早くオスプレイ というのがあったが、安倍政権の対米従属姿勢は目に余る。
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by tsukushi--juku | 2015-05-14 21:48 | Comments(0)