土筆塾主宰・土屋春雄のブログ

腹立たしいこと
            腹立たしい事が多すぎる

  毎朝、新聞記事を見るのがつらい。あまりにも腹立たしいことが多すぎるからだ。私は塾を始める前までは国会に勤務していたし、教師を辞めてからはずっと政治にかかわって生きてきたから、政治の動きにはかなり敏感な方だ。だから最近の政治状況には『怒り心頭』ということになる。と言って一つ一つ取り上げてコメントするわけにもいかない。
 一つ二つ書き留めておきたい。私が国会にいた時も品位のない議場でのヤジはつきものだったが、今回の東京都議会でのヤジは許せない。ある若いの女性議員が「女性が一人で妊娠、出産、育児で悩んでいる」と問題提起した質問の際、「早く結婚した方がいいんじゃないか」とか「産めないのか」というヤジが飛んだというのだ。全国で非難ゴーゴー、国際的非難まで浴びせられる中で、初めは否定していたある自民党の議員が一人名乗り出て、記者会見をしたが、その言い分にあきれた。「早く結婚していただきたいという思いがあり、あのような発言になった。したくても結婚できない方への配慮が足りず、深く反省している」。そして「産めないのか」のヤジは確認していない。「…そのような発言をしたか記憶にない」というわけだ。
 いいわけはしない方がいい。「潔く議員を辞職するべきだ」という声も高まっている。議長は「産めないのか」という、問題のヤジは特定できない調査するつもりもないという取り上げないようだが、これで幕引きというのは許せない。 
 もう10年近く前になるだろうか。「集団レイプする人は元気があるからいい」と発言した国会議員がいた。また、「女性は産む機械」と発言して非難を浴びた「偉い」国会議員もいた。いずれも自民党の議員だったと記憶する。人権感覚などさらさらない、女性蔑視・女性差別発言、今回の都議会のヤジも同質だ。こんな議員を居座らせていることを恥と思わなければならない。

 話は違うが、これも腹立たしい一つ。先の参議院決算委員会で共産党の井上哲士議員が取り上げ追及していたが、大企業の法人税負担の問題。表のように 極めて低い。

 表省略

 トヨタ自動車に至っては2008年度から5年間「年間法人税」(国税)はゼロという。私は税のことは全くの素人だから、その仕組みを解説することはできないが、庶民は消費税8%になり、さらに10%に引き上げられようとしている中で、どう考えても納得できない。しかも今度はその大企業の法人税をさらに引き下げるという。  大企業がため込んだ『内部留保』(儲け)は290兆にもなるという。「日本経済の好循環を作る」「企業が投資を増やすため」「国際競争力をつけるため」などという「アベノミクス」の骨太方針の一つだ。
 この「骨太方針」大企業は大歓迎だ。だから今度は企業献金も復活・強化する方向を検討中という。先に「年間法人税ゼロ」と書いたトヨタは、自民党に10年から3年間だけでも1億5420万円の献金をしている。企業献金の復活は、ますます『金の力』で政治を左右するということになるだろう。
 「集団的自衛権の行使」を閣議で決定する問題については、何回か土筆通信で書いたから今回は触れない。
 とにかく腹立たしいことは限りがない。     (土筆通信1279号の一部)
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by tsukushi--juku | 2014-06-25 21:14 | Comments(0)