2014年 03月 10日
呆れた自民党党員集め
あきれたね、
自民党の党員獲得目標 2月19日の朝日新聞を見て驚いた。「党員獲得 一人不足で罰金2000円」という見出しの小さな記事だ。党員獲得ノルマを達成できなかった議員に対する罰則など、自民党の原案が分かったのだそうだ。一人当たり2000円「貢献金」として党に納めさせるということらしい。衆議院議員一人当たりのノルマは比例区で1000人、参議院議員は1000人から5000人。ノルマ未達成の議員に対して一人当たり2000円の罰則がつくのだそうだ。衆院選挙区は別に4000人目標も設定されているという。1000人以上4000人未満の場合は都道府県連判断で400円から2000円までの幅でペナルティを求めるらしい。 同じく朝日新聞3月7日の記事では、石破幹事長が党員獲得ノルマ達成のための、各議員の演説の仕方を指導したという記事もあった。「憲法改正」や「集団的自衛権」など自民党安倍政権の主張を、「スパルタ教育」しているのだという。若手議員の中には「党員獲得はハードルが高いが金もない」とこぼす者もいるらしい。 全くあきれた「党員獲得」だ。政党の党員というのは、その政党の綱領、政策方針に賛同した者たちが、自らの意思と信念に基づいて党に加入するのではないのか。自民党という政党は、利害関係のある企業や団体の人間を、かき集めて成り立つ傾向が極めて強い党であることは、私も承知していたが、「罰則」まで課して党員を集めるとは、あいた口がふさがらない。場合によっては金を与えて、名前だけ登録してもらうと言ったことまで起こるのではないか。(確かそんな話を聞いたこともある) 企業や団体から献金を受け、企業や団体のために働く。繰り返される「政治と金」の腐りきった関係は、こうしたところから生まれてくるのではないだろうか。 こんな連中が政権をにぎり「国民のために全身全霊を傾けて働く」などとよくも言えたものだ! 気になった小さな記事、一言書きとめておく。
by tsukushi--juku
| 2014-03-10 21:55
|