土筆塾主宰・土屋春雄のブログ

小冊子を発行して
  小冊子へのたくさんの手紙、感想
小冊子「子らの未来と日本の未来のために」を発行した。原稿を入れて10日ほどして、あの東日本大震災が起こった。したがって小冊子には大震災に触れた記事はない。記録のつもりでまとめたものだが150ページを超える冊子になった。友人、知人、通信読者、父母、卒業生などに送ったが、3冊、5冊、多くは20冊と注文があって、広めてくださっている。ありがたいことだ。
 また、 小冊子『子らの未来と日本の未来のために―土筆塾からの発信』を発行してから、次々と、たくさんのお手紙と、感想が寄せられている。そして思いがけないたくさんのカンパも寄せられ、感激するやら、申し訳ないと思うやら……。
 いただいた手紙・感想を抜粋して少し紹介させていただきたいと思う。

*「子らの未来と日本の未来のために―土筆塾からの発信」お送りくださりありがとうございました。読み進んでいます。途中で読むのをやめて考え込んだり、読むのを休んで食事の支度をしたり、どこから読み始めても読み進んでしまいます。繰り返し読んだり、読み終わるのはいつになりますか……。(中略)
 それにしても人災=東京電力福島第一原子力発電所の事故と、その事故への措置のヒドサ。マイクロシーベルト、ミリシーベルト、炉心溶融(メルトダウン)。日ごろ聞きなれない用語がテレビでしきりに使われ、内閣官房長官は東京電力のスポークスマン。レベル7の「深刻な事故」がレベルゼロになるのに、何年(何十年)を要するのでしょうか。(中略)
 東電福島原発と枝野長官がテレビ画面を独占している間に、3月30・31日、国会では「思いやり予算」1991億円。5年間のための特別協定が可決承認されていました。大災害の復興より、米軍駐留経費負担を優先させる国民軽視。また東京都知事選挙の結果にも、日本の民主主義の到達度に思いをいたしたりしています。(中略)
 送っていただいた小冊子に感じ入りながら、お礼を申し上げます。貴君の若さに、元気さに、励まされています。(学生時代の友人・相模原市)

*今日は。ご無沙汰しています。「土筆通信」なんと1154号!しかも中身の詰まったすばらしい宝物。何者にも変えがたいものですね。少なくてすみませんが5冊送ってください。あれこれの人に読んでもらいたいと思っています。(古い土筆通信読者。日野市)

*昨日は「子らの未来と日本の未来のために」を頂戴しました。土筆塾の子たちが書いた文章と土屋さんの文章とがコラポレートして生き生きとした若い息吹が伝わってきます。所々に挿入された写真もよく、かつて訪れたときの塾そのままの様子が生き返って来ます。子らの政治的関心が土屋さんの文章家と思われるものに出会って驚かされます。
 年代順に並んでいるようですが文章に年月が記載されていると、もっと良かったし、全体の目次があると読み返すときに便利ではなかったかと存じます。
 子どもにとって作文を書くことの楽しさを呼び起こすことは、大切だと思います。私も高校生のとき国語教師から宿題で出した作文をほめられて、それが励みになり、書くことにのめりこみ、毎日必ず日記を書き、文章を書く習慣が身についていったと思います。言うまでもなく書くことは考えることであり、自分の考えを客体化する作業です。一方読むこと―多くの優れた作品に触れることで書くこと、考えることは磨かれます。……
 ますますお元気で土筆塾がこれからも発展していくことを祈っています。(高校教師時代の元同僚。元大学教授)

*伊豆の山は百の緑に囲まれ、いつもの年なら最高の季節です。でも今年は……暗いニュースばかりで、小学生のころ味わった体験があれこれ胸に迫ってきてやるせないです。
 自然災害の上に原発事故、私たちも豊かな日々に甘えすぎていたのでしょうか……急に暗くなった夕食後の家々。一燈の茶の間で、貧しい夕食を囲んでいたころを、痛々しく思い出されました。でもそのころ、そこには家族の和みがあった。譲り合いがあった。ぬくもりがあった、本当の笑顔があった。
 今、美しい桜並木に電気をともし、夜中まで大酒ぶるまい……。それが文化だと思い込んでいた、それが町おこしだとおごっていた……やはり神様の懲らしめだったのでしょうか。
「子らの未来と日本の未来のために」、一字一句尊い、本物のある発信・便りありがとうございました。
 私にとって滝平二郎さんの記事、懐かしかったです。「ベロだしチョンマ」「花咲き山」など子どもたちも父母の皆さんも巻き込んで、感動したものです。「花咲き山」の音楽劇の一こまが今でも浮かんできます。あのころの子どもたちも今は立派なお父さん、お母さんとなりました。
 今の私にとって、難しい政治のことや教育のことはあまり分からなくなって生意気なことはいえないけれど、唯一つ、心の痛いことはバスや電車の中の、高校生が、友達と同席しながらも、黙って、ただケイタイのメール打ちをしていることです。下車するまでずっと……。私たちのころは手に持っていたものは英語の単語カード。そして楽しいおしゃべりだったのに。77歳の老いのたわごとでしょうか。冊子、家族でゆっくり読ませていただいています。(後略)(高校時代の同期生、元小学教師)

*大震災からまもなく二ヶ月。いまだに心落ち着かない日々が続いています。(中略)「子らの未来と日本の未来のために」の冊子ありがとうございました。……
 冊子は今までも読ませていただいていた内容ですが、改めて一冊になるとその一文一文の中に込められている発見や成長の記録になっていることを感じます。文が書けるということは自分の心と向き合えることなんだなぁと。子どもさんたちが土屋先生の下だからかけたということもあるのではないしょうか。(後略)(読者・清瀬市元小学教師)
     小冊子『子らの未来と日本の未来のためにー土筆塾からの発信』(定価400円)
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by tsukushi--juku | 2011-05-24 15:31 | Comments(0)