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by tsukushi--juku
土筆塾主宰・土屋春雄のブログ

次々孫ができたみたい
次々と『孫』ができた気分だね
                 ――卒業生、元塾生その後

卒業生Hが、男の双子ちゃんを出産した。嬉しいねぇ。最近の何回かのメールでは2月に出産予定と知らせてきていた。しかも双子ちゃん。今年の年賀状では「お腹、ぱんぱんです。今月から産休」とあって楽しみにしていたのだ。25日、実家に電話した。「今日午前中に、無事産まれました。ふたりとも男の子です」とのこと。よかった、よかった。
Hのことについては拙著『生きる力と優しさと』にも書いたし、土筆通信でも何回か書いた。その一つは、次のような記事だった。

 卒業生 Hのこと

土筆塾の掲示板『卒業生の広場』に、卒業生Hの書き込みがあった。

  お久しぶりです。5月16日(金)夜8時から、フジテレビで『奇跡の動物園2008』の放映です。今回は構想段階からお手伝いしました。
  またまたこの番組には、スターオブ土筆を送ってくださった津川さん(俳優津川雅彦)も出演されます。エンドロールに私の名前が出ます。観てください。
Hは土筆塾の卒業生。小学5年の頃から中学卒業まで5年間土筆で学んだ。自由の森学園高校を卒業後、北海道の酪農学園大学獣医科に学び、そこを卒業。現在動物病院で獣医師として働いている。去年同級生であり親しい友人でもあるN子(土筆塾卒業生)の結婚式で、久しぶり顔をあわせた。
  Hについては拙著『生きる力と優しさと』(毎日新聞社)で、卒業生その後として書いている。そのなかで彼女がまだ学生だった頃寄せてくれた次のような手紙の一部を紹介している。
   
  「私が今、最も心をひかれるのは動物園です。この地球にはたくさんの種類の生き物が住んでいるというのを感じさせる事のできる唯一の場だからです。……いまや動物園では展示動物の治療だけが獣医師の仕事ではありません。動物が健康で生きられる環境作りや、災害などで保護された動物たちの治療、繁殖計画、教育普及活動など、獣医師の仕事です。……私は、たくさんの国から来た動物「大使」たちと子どもたちを近づけたい、身近に感じさせたい。声を聞き、においをかぐ。感覚で感じ取ってその動物の住む環境の事、自然のことを考える子どもに育っていく、その手伝いをしたい。今は札幌の丸山動物園でボランティアガイドを始めました。……。
  土筆にいたときは、自然体験をいっぱいしましたね。それは自然に興味を持つ事につながったし、子どもに触れ合う先生を通して、わたしも子どもに興味を持つようになりました。振り返るとその影響は大きく私の心に生きていて、今につながっています。たくさんの子どもたちに自然との接点を持ってほしい。自然への憧れを持ってほしい。そして動物の 〝命″を知ってほしい。それを通して自分が生きている事の意味を知ってほしい。私にそのお手伝いができれば……それが一番の関心事です。」
 
Hは間違いなくその道を歩いている。Hは自然と動物が好きな子だった。土筆塾の「あてのない遠足」には欠かさず参加した。その頃の体験が彼女の心にどんどん膨れあがっていったのだろう。そして彼女は自分で自分を育て、自分の道を拓いていった。Hを見ながら、教育は与えられた知識を憶えるだけであってはならない、知識を武器に自分の人生を自分の力で切り拓いていく、そのための力を心の中に育んでいくものだ、と言う思いを新たにする。
  今度はHの結婚式がある。また出かけていく事になるだろう。楽しみだ。

  もちろん、Hの結婚式にも出席した。スピーチもした。長くなるので省くが、だんなさんになる人は、なんといってもプロの格闘技家。しかも有名選手。結婚式はたくさんの道場後輩も含めて、盛大だった。新居も構えて、その後も土筆通信を送り、メールのやり取りも続いていた。
 そんなこともあって、嬉しいのだ。おめでとう、おめでとう。

  ところで2月はもう一つの『おめでた』があった。土筆通信の読者でもあり、もと飯能の「ムーミンの家」(あけぼの子どもの森公園)の職員で、私をベーゴマの指導や「山菜と食べられる野草摘み」の講師として何回か招いてくれたYさんが、女の子を出産したのだ。
  Yさんとは、その後もYさんの仲間たちも加わって一緒に山菜摘みにでかけ、採ってきた山菜をYさんの家で料理して、舌鼓を打ちながら談笑したこともあった。勿論結婚式にも招待されて出席した。
出産の報告は、出産当日の午前中。すぐにメールがあった。その時はメールで祝福の返信を送って、Hの出産と合わせて土筆通信を書こうと思っていた。もう一度おめでとう、おめでとう。(*土筆通信NO1093号参照)
これは書き落としているが、去年は卒業生O君のところに三つ子ちゃんが生まれ、Kちゃんに女の子が生まれた。次々と『孫』が生まれたみたいでなんとも気分がいい。今年の年賀状だけでも、所沢に住むMさんに二人目が生まれ、千葉のKちゃんに二人目が生まれた。東久留米に住むKちゃんは6歳と1歳の二人。大阪にいるAちゃんは3人、東久留米のMちゃんは5人の子持ち。近くに住むM君が1人、Hちゃんが1人。都内板橋のYちゃんは、看護師をしながらここも1人。練馬の、保育士をしているMちゃんも女の子が1人。次々と『孫』が増えていく。結婚の知らせも多いからこれからもどんどん『孫』は増えていくだろう。(土筆通信1151号の一部)
by tsukushi--juku | 2011-03-08 23:57